23.PENTAX KP+オールドレンズで神楽坂 手持ち夜景撮影

PENTAX KP + Industar-61 L/Z 50mm/F2.8 (換算75mm, F/5.6, 1/15sec, ISO200)
STARS★ at KAGURAZAKA
PENTAX KP + Industar-61 L/Z 50mm/F2.8 (換算75mm, F/5.6, 1/15sec, ISO200)

PENTAX KP+Industar-61で夜の神楽坂を手持ち夜景撮影

昔の友人と仕事帰りに神楽坂で飲み会をすることになり、待ち合わせの間ぶらり散歩写真を撮りました。

歓楽街にはチカチカした電球がたくさんあるはず! というわけで点光源の光条がダビデの星型にボケるIndustar-61を使うことにしました。eBayで送料込7,000円台でした。
Industar-61 L/Z MC 50mm/F2.8(M42マウント)

カメラは高感度耐性と5軸5段ボディ内手ぶれ補正が売りのPENTAX KP。
レンズに依存しない手ぶれ補正は、オールドレンズとの組み合わせでも威力を発揮します。流石に通勤カバンには入らないので当日はカメラバッグで出勤。

ただ星ボケを撮るだけなら造作も無いことですが...
限られた時間の中、何とか星ボケを使った良い感じの写真は撮れないものかとウロウロ。

上の写真のような「ただ星ボケを撮っただけ」の写真なら簡単なのですが(F5.6で点光源をピンぼけさせれば良い)、何かしら「主題にピントを合わせて背景に星ボケ」となると難しくなります。

どうやら、ピントを合わせる手前の被写体にかなり(数十cmまで)寄らないとうまく背景が星ボケにならないようです。
フルサイズカメラであれば画角は広くとれるはず(50mmは標準画角)ですが、APS-Cのカメラ(換算75mmの中望遠)で数十cmまで寄って撮れる 街なかの被写体はなかなか無い...。

(APS-Cカメラでの星ボケ背景イメージ)電信柱の町名看板にフォーカス(F5.6,1/15秒,ISO400)

試しに電信柱の町名看板に寄ってフォーカスし、背景に星ボケを作ってみました。看板...画角からはみ出ますよね。

例えば「ポートレート×星ボケ」をやろうとイメージしてみると良いと思うのですが、きっと顔のアップ×星ボケになると思うのです。
※繰り返しになりますが、フルサイズカメラならもう少し引いた感じで撮れるはずです。

ページトップの画像も、道標の 神楽「坂」まで文字を入れてしまうと星ボケは消えてしまいます。

何か小物(人形など)を持参して、良い感じの距離に置いて撮るのが良さそうだと思いました。

...という訳で本日の星ボケ被写体探しは終了。
諦めて普通の路地裏写真に目的を切り替えました。

PENTAX KP + Industar-61 L/Z 50mm/F2.8 (換算75mm, 絞り不明, 1/15sec, ISO1600)
横丁の路地に使い込まれたスーパーカブが1台
PENTAX KP + Industar-61 L/Z 50mm/F2.8 (換算75mm, 絞り不明, 1/15sec, ISO1600)


PENTAX KP + Industar-61 L/Z 50mm/F2.8 (換算75mm, 絞り不明, 1/15sec, ISO200)
歓楽街と生活圏 祭りの準備が着々と進んでいるようです
PENTAX KP + Industar-61 L/Z 50mm/F2.8 (換算75mm, 絞り不明, 1/15sec, ISO200)

星ボケばかりがフィーチャーされる感があるIndustar-61ですが、スナップ撮りでも良い雰囲気を出してくれそうです。上はノスタルジックな感じを出したく淡めに現像、下は逆に派手めに現像しています。

このレンズ、線がカリッカリというよりはふわっとした解像になる印象を持っています(といっても先のPentaconのようなピンぼけ感は無い)。中央部、周辺部での違いはそれほど感じず全体的にふわっとした感じ。

ノスタルジックな雰囲気の路地や、薄暗い環境での撮影で良い雰囲気が出るのではないかと思いました。


撮影地周辺の地図です。メインの早稲田通りは人通りも多いですがちょっと横へ逸れると雰囲気のあるお店や路地があります(人も少ない)。

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