10.堀切散策で鉄骨描写
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堀切で出会った名もない橋 真っ暗なので使われていないのかと思ったら...(SIGMA DP1) |
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現役バリバリの京成綾瀬川橋梁でした(SIGMA DP1) |
暗闇に姿を現す無骨な鉄橋をSIGMA DP1で撮影
前回の箱崎で、ジャンクション撮影に目覚めた...訳でもないのですが、通勤経路で撮れそうなジャンクション&川があるので映り込みで面白い画が撮れるかも?ということで、堀切まで行って来ました。撮影地は京成線堀切菖蒲園から徒歩10分といったところでしょうか。
ジャンクション至近の堀切小橋から、こんな写真を撮ってみたり...
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堀切小橋から堀切JCT①(SIGMA DP1) |
こんな写真を撮ってみたり...
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堀切小橋から堀切JCT②(SIGMA DP1) |
ちなみに遠くにはスカイツリーが見えています。ジャンクションと川の映り込みとスカイツリーのコラボ写真を...と考えたのですが、ちょっと難しそうでした。
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堀切より荒川越しの東京スカイツリー(SIGMA DP1) |
綾瀬川をまたぐ、ほぼ真っ暗な鉄橋を発見。かすかに首都高の街灯はあるものの、橋自体にはライトは無く「使われなくなった橋」なのかと思いましたが、無骨ながらも何とも言えない存在感。それが冒頭の京成綾瀬川橋梁です。後ほど、電車が来たため生きている橋だとわかった訳ですが(失礼^^;)、暗すぎて線路があることすら最初は気づかなかった次第です。
【撮影条件】
①撮影場所:堀切ジャンクション付近、京成綾瀬川橋梁
②使用カメラ:SIGMA DP1
③カメラ設定:ISO100、絞り優先モードf/4開放、セルフタイマー2秒、マニュアルフォーカス(無限遠)、その他設定はAUTO
④その他:クリップ式雲台を橋の欄干に置いて三脚代わりとした。暗すぎてオートフォーカスが効かなかったためマニュアル撮影。絞りを開放としたのは、同じく暗すぎてシャッター速度がMAX(15秒)でも足りないと感じたため。
⑤撮影時に考えたこと:
・橋の全体像が欲しい。鉄骨の立体感が欲しいので斜め位置から。橋の下に川があること、隣に首都高が走っていることなどなど周辺情報がわかるように。高速は遠方でカーブしているため、なるべく全体を入れて。左手奥へのパースが付く感じで。
・電車が走っていることがわかった後は、路線の方向へパースが付く感じに位置を替えて。
⑥現像作業(SIGMA Photo PRO6.5):
・場所は暗くても、橋の色はもちろん写っています(グレー)。ただ、濃紺の夜空、高速のオレンジの街灯、車の光跡、ちょっと汚れた川の水などなど、情報が多いと相対的に橋の印象が薄れてしまう気がしました。彩度は0にしてモノクロに。シャープをプラスにして鉄骨感を強調。
⑦撮ってみて思ったこと:
・シャッター速度のMAX値を気にしたのは初めてでした。実はDP1の最大値は15秒と短く(DP1 Merrillは30秒)、あまり絞ってしまうと暗い写真しか撮れません。実はもう少し明るいところでf/11まで絞った写真も撮ったのですが、暗すぎて使えませんでした(RAW現像で無理に明るくするとノイズが出る)。
・今回の様に殆ど明かりの無い場所では、風景撮影で絞り開放も辞さない対応が必要だと思いました(といってもDP1はf/4までですが)。
※堀切ジャンクション周辺地図です。



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