2.無人的東京駅

Tokyo Station night view
無人的東京駅
※クリックするとFlickrで拡大表示できます。

フォトジェニックな東京駅夜景をSIGMA DP1で撮影

新幹線での出張帰り、ふと東京駅の駅舎を撮影したくなりました。秋口の平日、時間は19時前頃だったので夜景です。色々と調べると、駅前のKITTEビル屋上展望台からロータリーを含めての駅舎全体を撮っている方が多そうな感じでした。

...が、疲れた体で重いカバンを持ってカップルの多そうな展望台へ行く元気はありません。ビルに登らないとなると路上から撮影ということになりますが、そこは人の往来が激しい東京駅。ミニ三脚とは言え立ち止まって撮影すると邪魔になるなぁ。。と思いつつ、とにかく丸ノ内南口改札を出ました。

すると、駅外全てで往来が激しいかというとそんなこともなく、丸ノ内駅前広場は意外と静か。街路樹の植え込み部に腰掛けてミニ三脚撮影しても往来の邪魔にならないことに気が付きました。

【撮影条件】

①撮影場所:JR東京駅 丸ノ内駅前広場
②使用カメラ:SIGMA DP1
③カメラ設定:ISO100、絞り優先モードf/11、セルフタイマー10秒、その他設定はAUTO
④その他:ゴリラポッドを街路樹植え込みのブロックに置いて撮影
⑤撮影時に考えたこと:
・とにかく雰囲気の良い駅舎なので、細かいことは現像時に何とかなるだろう。
(液晶がチルト式ではないため、見上げる感じでカメラをセットしてしまうとそもそも撮影時の構図を確認できませんが)
・とは言え(駅舎全体を構図に入れることは無理なので)中央をどこにするか、後ろのビルをどこまで入れるか、手前の明るい街灯を入れるかいれないか。そんなことを考えながら複数の構図で数枚撮影(感覚的ですが)。
⑥現像作業(SIGMA Photo PRO6.5):
・記録写真というよりは光画のイメージでボヤーッと幻想的に。
・コントラスト、シャープネス、彩度やや高め。
・露出、シャドー、ハイライト低め、逆にX3 Fill Lightを高めに。
・ホワイトバランスは試行錯誤。
⑦撮ってみて思ったこと:
・駅舎を広角レンズで斜めから撮っているので、水平・垂直の感じが若干気持ち悪い。画面中央の駅舎レンガが垂直になるように調整したが、手前の街灯が斜めっている感じなのが気になる(レンズ特性上仕方ない)。次回はそれも考慮した構図で撮影したい。
・とは言え手前の街灯を入れたのは良かった気がする。奥の街灯だけでは駅舎の明かりに埋もれてしまいそう。
・SIGMA DP1のレンズは絞り全開でもf/4とそこそこ暗く、f/11まで絞るとシャッター速度は15秒(このカメラの限界値)まで伸びます。15秒あれば歩いている人は完全に消えて「明るいのに人気(ひとけ)がない東京駅」のようになりました。

※周辺地図です。
    
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