3.Nikon1で東京駅前夜景
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Nikon1で東京駅&KITTEビル夜景 ※クリックするとFlickrで拡大表示できます。 |
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Nikon1で新丸ビル夜景
※クリックするとFlickrで拡大表示できます。
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1インチセンサーのNikon1で幻想的な光画を目指す
前回ブログに引き続き、東京駅丸ノ内駅前広場にて。写真に深く興味を持ち始めたきっかけは、Nikon1 J5を購入してからだったのですが、その後に買った中古のSIGMA DP1&DP1 Merrillの描写にすっかりハマってしまい、しばらく疎遠になっていました。
SIGMA DPシリーズは、コンデジながらセンサーサイズはAPS-Cです。大型センサーで迫るディティールも去ることながら、Foveonという他社には無いセンサー構造が描写する色味・風合いみたいなものが何とも言えない面白みを与えてくれるような気がします。
さて、SIGMAで「幻想的な光画」風の現像に慣れてきたところで、同じことをNikon1でもやってみよう とチャレンジしたのが今回のものです。
【撮影条件】
①撮影場所:JR東京駅 丸ノ内駅前広場②使用カメラ:Nikon1 J5 + 1Nikkor VR 6.7-13mm(超広角レンズ)
③カメラ設定:ISO160(最低値)、絞り優先モードf/11、セルフタイマー10秒、その他設定はAUTO
④その他:ゴリラポッドを街路樹植え込みのブロックに置いて撮影
⑤撮影時に考えたこと:
・特に深いことは考えず、超広角の強みを活かしてとにかく地面からビルの先端までを画角に入れること(SIGMA DP1の画角では無理)。
・左右の隅っこが寂しくならないように...せっかくなので東京駅舎も画角に入れる(1枚目)、せっかくなので街路樹も入れる(2枚目)。
⑥現像作業(Nikon Capture NX-D 1.4.6):
・SIGMAでやったような幻想的な雰囲気を真似してみる。
・コントラスト、シャープネス、彩度やや高め。
・露出、シャドー、ハイライト低め、逆にD-ライティングを高めに。
・ホワイトバランスは試行錯誤。
⑦撮ってみて思ったこと:
・自分の中で、Nikon1は動きモノと超望遠向けのカメラ(AFと連写が速い、センサーが小さいので超望遠レンズでも手頃な大きさと値段)だと決めつけていました。また、見たままを写す方が得意で光画っぽくレタッチするべきじゃないのかな...と思っていましたが、意外と幻想的な雰囲気も出せるのかもと思い直しました。
・拡大するとよくわかりますが、SIGMAの様なディティールは(センサーの大きさが違いすぎて)やはり描写できないのかと実感。ただ、ブログやインスタサイズならこれでも十分。
・光条の出方もSIGMAほどハッキリと出ない印象。今回たまたまヘッドライト(1枚目)、青信号(2枚目)でやや鋭く光っていますが、その他の箇所はぼやけた感じ。
本ブログコンセプトの様に「カバンにカメラを忍ばせて、フットワーク軽く」を考えた場合、私の場合「風景撮りメインなら迷わずSIGMA」「スナップも撮るならNikon1」の2択になりそうです。ただ、Nikon1の超広角レンズ(35mm換算で18mm相当)の画角はとても広く、これはこれで役に立ちそうだなぁ。と感じました。
※周辺地図です。



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